補食の効果的使い方
いつもご覧いただきありがとうございます。
試合の日の補食をパフォーマンス向上のために効果的に使っているでしょうか?
知識のあるコーチのチームでは、補食を上手く摂り子供たちのパフォーマンスの維持向上に役立てているかと思いますが、チームのコーチの考え方によるところなので、個人の意思ではどうにもできない部分だと思います。
食育講座でも、補食の摂りかたについてお話を聞いておりますが、効果的に補食を使われているチームはまだありません。
朝食で炭水化物を摂るように指導されているチームもあるのですが、どんなに炭水化物を摂っても試合で動き回っていて、1日に何試合も行うと途中から足りなくなり枯渇しエネルギー不足の状態になる場合もあります。
【エネルギー不足の何が良くないのか?】
⚽集中力が低下する。
⚽体が思うように動かせなくなる。
⚽走れなくなる。
などなど。
ですので、効果的に補食を摂りエネルギーを補給してもらうことで、エネルギー不足を解消して頂きパフォーマンスの維持・向上をして頂きたいと思います!
【効果的な補食の摂り方】
⚽試合前1~2時間・・・おにぎり、バナナ、ジャムパン、あんぱん
⚽試合前 ・・・ウィダー、カステラなど、すぐにエネルギーになる物を少量。
⚽試合中 ・・・水分(ハイポトニック飲料)
⚽試合後 ・・・おにぎり、オレンジジュース、ブドウ糖、バナナなど。
次の試合までの時間によって、食べた方が良い物や量を変えます。
詳しくは食育講座でお話ししていますので、興味のある方は是非一度参加されてみて下さい。
講座ではこの他にも、『試合前の炭水化物を貯めるためのお食事法』や『どのような物を食べて、どのような食べ物を避けた方が良いか』、『試合の日のお弁当には、どのような食材を選ぶと良いか?』などを、食品の消化時間や消化の良しあしを考慮した上で、食べるタイミングや食べる食材などをお話しさせて頂いています。
食べるタイミングも『消化までにかかる時間』や『消化が良いのか悪いのか』なども関係してくるので、知らずに『消化の悪い物や消化に時間のかかる』ものを試合前日や試合当日に食べていることで、“集中力の欠如”や“体力の低下”、最悪“怪我”に繋がっている恐れがあります。
知識として持っていることで、“マイナスを排除した上で、パフォーマンスを維持・向上させるプラスの効果”が期待できます。
試合の応援だけでなく、このような面からもサポートしてあげることができるので、知識を持ち賢くサポートしてあげて頂けたら嬉しいです。
このようなことを子供のうちから意識していくことで、自分が親になったときに当たり前のように自分の子供に伝えていくことで、どんどん良い文化が継承できます。
“私たち大人が賢くなり、未来を変えていく”ことが、今私たち大人にできることだと思いますので、一緒に頑張っていきたいと思います!
0コメント